Compositor: Hata Motohiro
きみをだきしめたいけれど
ふれればもうもどれないんだよ
きみのかたはちょっとふるえている
だれのことおもってなく?
はりさけそうなふたりのきょりは
てをのばせばとどいてしまうんだよ
どうしてぼくをよびだしたりしたの
わけなどきくまでもなく
きみはわかってるこのきもちにきづいている
そうだとしてもきみのずるさも
つけいるようなぼくのあざとさも
いまだけはみてみぬふりで
きみはぼくをみつめてるけど
ねえだれのことかんがえているの
のばしたゆびさきがふるえてしまう
きせつがこのおろかさをわらう
ぼくもわかってるそのさきにまつむなしさを
そうだとしてもぼくのよわさも
さみしさまぎらすためだとしても
いまはただそしらぬかおで
きみをだきしめたいけれど
ふれればもうもどれないんだよ
でもおもわずきみをひきよせた
きせつよこのおろかさをわらえ
きせつよふたりのおろかさをわらえ